ドルフィンウォッチング

観劇や推しの活動の個人的なメモ。

お値段以上。「キャストサイズプラス」vol.1

 平野良さん人生初の雑誌の表紙です。
 しかも創刊号です。
 おめでとうございます。ありがとうございます。
 アマゾン等の各種ECサイトで「キャストサイズプラス」検索すれば常に推し(と事務所エース・村井良大氏)の麗しいお写真が表示されるという奇跡、まさか2018年に実現するとは思いませんでした。

CASTSIZE PLUS vol.01(キャストサイズ プラス)


 こちらの雑誌は、若手俳優推しの方にはおなじみの三才ブックス「キャストサイズ」の別冊にしてお兄さん的存在とでも言いましょうか。
 紙面は「大人」をコンセプトに、登場する俳優さんはアラサー中心、デザインはシンプルに、写真は笑顔よりも視線外して自然な表情多めで構成されています。
 すごく内容がいいので推し俳優さんが載ってる方は絶対に「買い」です。
 メイクや写真のコンセプトを俳優さん一人ひとりに合わせて大胆に変えてあるので、ただ眺めているだけでも飽きません。推し以外では久保田悠来くんと太田基裕くんの写真が好き。大ちゃん=渡辺大輔さんもあいかわらずかっこいい。玉城裕規くんのメイクがすごく新鮮。とにかくみんなかっこいい。


 今回平野良さんは表紙からの村井良大くんと対談、さらに単独でのインタビューもあります。ボリュームがすごい。
 それぞれのインタビュー内容が、またいいんですよ。
 大山くまおさんという方が書き起こされているんですが、文末が迷子になりがちで結局まとまりにくい推しの言葉をうまく誘導してくれています。

 対談は表紙込で4P。
 スタジオの真っ白な背景に、お二人の美しい顔面が最高に映えます。
 くしゅっとしたウェットヘアにモノトーンのコーディネート、個人的に好きな系統です。ハイネックが似合います。かわいい。
 付録DVDでは全身ショットや、白ソックスとワイドパンツの間にちらりと見える足首ともふくらはぎともつかない領域、なんと呼んだらいいのかわかんないですけどとにかく最高なアレなんかも拝めます。
 今回の村井くんとの2ショは距離近めで、珍しいコンセプトではないでしょうか。美男子同士の絡みには思わず見惚れてしまいます。
 収録後コメントもたっぷりで、新年早々LINEが引き継げなくて全部消えた話とか、おももく第一回目で「○ね」って言われた話とか(あれは怒られても仕方がないと思いますけどね!)、さらに村井くんの口から「ローションまみれ」という単語まで聞けてしまうという……! 一瞬ひやりとしつつ、やはり30歳って節目で挑戦の年なのかなと思いました。
 撮影日は1/7、推しにとっての仕事初めだったとのことで、ちょっとアンニュイな表情がまたいい感じ。

 紙面対談の最後にあった、誰かをまじえての三人芝居はぜひ実現してほしいものです。村井くんも平野さんも基本的にはザ・仕事人て感じで二人芝居だと濃密すぎちゃう気がするので、誰かひとり入るとバランスが取れそうです。



 個人インタビューの方はなんと8Pもあります!
 最近の私服に近い、かなりラフな服装です。スカートみたいなだぼっとした黒のパンツ、ソールがギザギザのサイドゴアブーツがかわいい。
 屋外ロケでリュックと帽子も身に着けているので、まるで街角スナップみたいです。
 主に神宮前あたりの路地裏のようですが、どこかざらざらとした空気感になっています。
 写真も、顔がほとんど見えなかったり、下睫毛や頬の産毛すらくっきり見えるほど寄ったりと、既存雑誌ではあんまりない雰囲気。こういうのいいですね。

 そしてインタビューでは私が今まさに聞きたかったことが書いてあったので、それだけでお値段(税込2160円)以上の価値が確かにあったのでした。
 仕事に対するスタンスとか今後の方向性とかも示してくれていて、それはこれまでのいろんな場面から「たぶんそうなんだろうけど明言されてはいない」と感じていたことを確約してくれた内容で、安心したというか納得したというか。
 対談のDVDの「30過ぎたから下ネタ解禁」もそうなんですけど、昔よりは思ってること、素直に出してくれてる感じがして嬉しいです。キャラを変えようっていう意識とか、やっぱり誰にでもあるものなんですね。

 あと「お気に召すまま」「SISTER」について話してくれたのも嬉しい。「SISTER」はぜひ同じ組み合わせで再演してほしいなぁ。
 それから「演技を見たことがないファンが増えている」という話は、「2.5次元ナビ!」で推しのことを知ってくれた方ってことなのでしょうか。テレビの影響力ってすごいですね。
 そういう方にはぜひ生の演技を見ていただいて、えげつないMCとのギャップにおののいてほしいものです。笑

 メイキングDVDでポーズを決めるたびに「いいね」「それかっこいい」と褒められるお仕事中の推しの姿、こういうのは何度見てもいいですね。
 人に褒められている推しが好き。いつまでも愛されて輝いていてほしい。


 2018年舞台初めだった「マリアビートル」がすごく良かったのもあって、2018年も推せる!!!という、とてもいい流れを感じることができました。


 それにしてもこの雑誌、ちょうどテニミュ1st~2ndあたりの絶妙な人選で「どのページを開いても知ってる俳優さんだ!」*1という安心感がハンパないです。笑
 最近はTLに流れてくる新作舞台情報を見ても、知らない名前が増えてきました。
 推しは今年34歳、若手と括られることもそろそろ減ってきたのでこういった雑誌の創刊はすごくありがたいです。*2 また呼んでもらえますように。
 対談では「評判しだいで次号から若い子ばっかりだったらどうしよう」なんて笑い話にしてましたが、もし本当にそうなったら悲しいので、少しでも興味のある方がいらっしゃいましたら購入とアンケート回答をぜひお願いします!


CASTSIZE PLUS vol.01 2018 February
【発売日】2018年02月17日
【発行元】三才ブックス
【定価】2,160円


*1:知っている基準としては「名前と顔が一致」「あだ名が言える」「劇場で演技を見たことがある」。今回全員当てはまります。

*2:以前も書きましたが「若手俳優カテゴリ」に関しては推しが35歳になるくらいまで登録したいと考えております。実は残すところあと一年とちょっとですね。