ドルフィンウォッチング

観劇や推しの活動の個人的なメモ。

2016/10/30 ハンサム落語アワーDVD発売記念イベント

日程:2016年10月30日(日)

会場:渋谷 ユーロライブ
開演19:00
終演20:30頃?
出演者:平野良、宮下雄也、吉井敏久(株式会社CLIE代表取締役社長)、他1名(敬称略)

 

 すぐ後にハンサム落語第八幕が控えているし、なによりハロウィンシーズンの夜の渋谷。
 相当悩んだのですが、お渡し会の開催と、チケットの売れ行きがあまり芳しくないようなのが決め手になって参加しました。
 そんなこんなで、あまり期待していなかったんですよね。
 なにをやるのかも一切明らかになっていませんでしたし。

 

 ですが、イベントはすごく面白かったです!

 次回もあるなら(そして平野さんが出るなら)絶対に参加したい!と思いました。


 まずは18時からDVD販売。
 公演チケットを確認後、お金を支払って引換券を受け取ります。
 二列販売でスムーズに購入でき、開場まで待機するスペースもないので一度外へ。
 そのままなんとなく待っていたのですが、体が冷えてしまったのでお茶での飲んでればよかったかな。
 開場後トイレの洗面台から温かいお湯が出るのに感動しました。笑


 会場はシブゲキをさらにこじんまりさせた感じでふかふかの椅子でした。
 そして舞台中央にはいつものハンサム落語の座布団。
 注意アナウンスなどもなく、19時ぴったりにブタイモンの映像が流れはじめました。
 その後いつもの音楽が流れ、練り歩きはなんと劇場後方から客席通路を通って、登壇。
 宮下くん上手、平野さん下手で、そのまま着席だったかな。


 演目は出来心。
 枕の段階で平野さん、人前に出るのが約一か月ぶりだから緊張する、帰りたいと人見知りを発揮。笑
 冗談かなと思っていたらその後のトークでも言い間違い多発で、ほんとうに緊張してるのかなーという感じでした。


 平野さんがいろんな職業の方がいますよね、と話し始めて、ご自身が常連の飲み屋さんの飲み仲間の話。
 みんなすごい職業の人ばかりで、医者、IT、商社証券(ここの韻の踏み方が地味にツボでした)中には同級生の社長までいる。
 えげつないほど稼いでいる。
 なので役者やってますっていうと「すごいね」って言われるけどそっちの方がすごいわーって思う。
 今度サッカーチームをつくろうって話になって「良もサッカーやってたんだろ?」と誘われたけど(たしか中学でサッカー部でしたよね)みんなユースチームの経験者だったりするのでレベルが違う、延々アドリブができるような人たち。
 アドリブ→ドリブル? リフティングの言い間違いで、それを突っ込んでた宮下くんも混乱して「アドリブ」と言うべきところを「ドリフト」と言い間違う。
 なんとか出来心の泥棒の話に持っていこうとするんですがそれもぎこちなさ過ぎて、宮下くんに「俺ら仲悪かったっけ?」と言われてしまう始末。


 そんなこんなで、落語が始まってからもなかなか入り込めなかったのですが、そうは言ってもレジェンドペア。
 とにかくテンポのいい宮下くんのしゃべりに、平野さんの変幻自在のキャラクターが加わって、大盛り上がりでした。


 平野さんはまずいかつそうな泥棒の親方で、間抜けで正直な泥棒の宮下くんに発破をかける。
 仕方なく隣町までどろぼりに行った宮下さんが入った家には、陰気なメンヘラ男(平野さん)が。
 ねっちょりしていて薄気味悪い役でした。笑
 人がいたときの対応をマニュアル通りに頓珍漢にこなし、結局何も盗らずに出る。
 次に入った家の主の八五郎(平野さん)は「売れる売れると言われ続けたのに売れなくて、今日プロデューサーにいい加減売れろ!と言われてしまった若手俳優」という設定。
 哀しいなあ……。
 おじやだけ食って逃げた泥棒に気づくと、滞納していた家賃を返せないため、大家さん(宮下くん)に泥棒に入られてすっからかんになったと嘘を吐く。
 大家さんから事情を聞く同心のおやじさん(平野さん)、渋い。
 連続してすぐに八五郎に切り替わる場面がありましたが、さすがの鮮やかさでした。


 落語が終わると、吉井さんとクリエの社員さんが登場。
 サクサク進行させようとする社員さんに「そんなに急いで女の子にエッチ下手って言われない?」とかなりの問題発言を。笑
 体験談? せっかちで嫌われちゃったことあるのかしら?


 まずはダイジェスト映像と、それから事前アンケートに基づいた振り返り。
 キャストがこの二人なので内容は千葉編のみでした。
 そのあとはフリートークNGワード(24語)を使ったビンゴをやって、今回のロケやこれまでのハンサム落語についてのお話。
 ビンゴの発言が出るかどうかに集中しすぎて残念ながらあまり覚えていない……。
 それぞれ吉井さんと社員さんがその場でマーカーを使って印していたのですが、ちょいちょい聞き逃されてましたし。
 結果的には平野さんの勝利でした。
 宮下くんがひとつひとつをワードではなくセンテンスで書いてしまったせいか、なかなかビンゴしなかったみたいです。

 

 トーク内容について順不同でいくつか。

・平野さん:千葉でカップルに声をかけたら男の人に「ナメてんのか?」と凄まれて心ポキーってなった。
 それでスタッフに「もうやめる」とかちゃんとやっとけよ(チラシ撒きを?)等々キレた。
 なのでその後のチラシ配りやボート乗船などはほとんど宮下くんがやってくれた。

・宮下さん:室内で落語できるありがたみを知った。
 チラシを配って告知したものの、ドイツ村が広すぎて、チラシ配布エリアと実際の落語する場所が遠かったり、時間が閉演間近だったりしてあまり人が集まらなかった。
 しかも夕方で西日がまぶしい、風で台本めくれる、マイクの調整ができてなくてズレるの三重苦。
(なお平野さんは台本の捲れは自分で対策済みだったらしい)
 とにかく広くて園内は車で移動したそう。
 最初は一面の芝生にテンションが上がったみたいで、宮下くんが全力疾走するほほえましい映像もありました
 ちなみに平野さんはそれに一切乗らずに遠くから優雅に眺めるマイペースっぷり。


・平野さんのテンションがおかしくて、家族連れの小さなお子さんをみて自分の子かな?ってずっと言いまくってた。

・平野さんと宮下くんの二人で飲んでたとき結婚の話になって、酔っ払いまくった平野さんが「雄也は結婚できないよ、俺がいるからね」と言い残してトイレへ。
「その場にもう一人くらい誰かいたらオイオイってツッコむけど、二人きりで言うか?」
 その日はボトルワイン赤白一本ずつ、ウォッカソーダ、などなどたくさん飲んだようです。


・吉田友一さんは酔うとさらに滑舌があやしくなる。

・林アッキーは三十路をさんじゅうじと覚えていた上に「さんじゅうじってなんですか」って聞いてきた。三十路前なのに。


・ハンサム落語の打ち上げ?で平野さんが演出家のなるせゆうせいさんにキレたことがある。
 誕生日サプライズのための前ふりだったようですが、あまりにも陰湿な言われ方で、思わずキレたらしい。
 その再現モノマネを見てるこっちがイラっとしたくらいなので相当だったんでしょうね。笑
 ちなみにこれまでなるせさん相手には2、3回キレてるそうです。
 まあそうだろうなって感じですよね!


・会ったことのない宮下くんの姪っ子に「りょうくんだいすき」って言わせて送ってもらった。
 龍虎くんが宮下くんちに遊びに行ったときに言ってもらって羨ましかった。
 お姉さんにまだ子供がいなくて甥っ子姪っ子がいないので。
 だから人様の子供にどう接していいかわからなくて、ロケでも一般のお子様に話しかけづらかった。


 イベントならではのぶっちゃけトークが多めだったので、面白い反面けっこうヒヤヒヤ。
 客層が大人大人してたのでちょっと温度差があったかな。


 トークが終わって一旦お二人がはけたあと、舞台上に長テーブルを置いてお渡し会。
 お渡しに参加されない方はここで退場となりました。
 客席は全体で見ても三分の二くらいの埋まりで、なぜか前方席にも空席がちらほら……。
 最後列までお客さんが入ってたようですがいったいどんな売り方をしたのやら。
 お渡しに参加されたのは半分くらいかな。

 引換券に千葉・群馬の種類が書かれていて、吉井さんが読み上げ、平野さんがDVDを渡し、宮下くんが特典写真を渡してくれました。
 複数購入の方は並び直してもう一周。
 緊張してしまってとても話しかけるどころではなかったのですが、平野さんはちょっと屈んで目線を合わせてくれて、さすがの良対応。
 宮下くんは目をそらしたまま、ありがとうございますを口の中でモゴモゴさせながらティッシュ配りのように適当に渡してきたので、やや残念な締め括りとなりました。

 

 そして一刻も早く渋谷から離れたくてすぐに帰ったのですが、お渡しが終わっても最後列に残ってる方々がいたので、最後にもう少しなにかやったのかな?
 ひとまず落ち着いて時計を見たら8時半を回っていました。
 お疲れさまでした。

 

 

ハンサム落語アワー 千葉編 [DVD]

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