ドルフィンウォッチング

観劇や推しの活動の個人的なメモ。

2017/04/16 舞台『それから』上演記念 トーク&サイン会

日程:2017年04月16日
会場:渋谷モディ HMV&BOOKS TOKYO 6Fイベントスペース
開演18:00
終演18:30分頃(トーク終了時刻、その後サイン会あり)

出演者:平野良、帆風成海、今立進エレキコミック) (敬称略)





 ヘアメンテ直後の推しが!ひれ伏したくなるほど!!かわいかったです!!!
 今年33歳です。
 売れたいそうです。
 よろしくお願いします。

 あんなにかわいいお姿が無料で拝見できてよかったのでしょうか。
 ツーショをアップするとどっちが俳優なのかわかんないほどイケメンの担当さん(雑誌ar常連)のおかげです。
 イベント前日行っていたお仕事(撮影?)の仕様だったみたいですが、かわいければなんでもよし。


 イベント会場は渋谷モディの6階。
 本屋と雑貨屋とCD屋がごっちゃになったシャレオツ店舗の奥、ロールカーテンで仕切られた中に木製の丸椅子をずらっと並べて、奥に小さめのステージ。
 下手側にMC(CLIEの原口さん)&音響さん。
 立ち見はほとんどいなかった気がするので、集まったのは全部で50人ちょっとくらいでしょうか。


 MCがざっくり振った質問に三人で答えていく、という形式のまったりとしたイベントでしたが、会話のテンポがとにかくいい。
 30分があっという間で中身も濃かったです。

 今立さんが大人&芸人さんなので、平野さんが投げた球がどんなに暴投であろうともとりあえず拾ってくれる。
 その安心感から平野さんがリラックスしてさらにトークが弾む、という素晴らしい循環。
 ラジオ出演やインタビューやおももくのあの空気感が、目の前で展開されるという楽しいイベントでした。


  • 変なこと言うと炎上するから(僕の好きなニノがラジオでCD複数買いしてほしいことをほのめかしたら炎上した話、から始まって客席が????)
  • 今立さんはプライベートでジャンプ?(へいせい?)とセクゾのコンサートに行く→これ「それから」のイベントですよね?
  • 今立さんの今日の髪型は「吉田栄作」さん風(センター分けサラサラヘアをイメージしてたのに実際にはちょっと違う仕上がりになったのに平野さんがやたら吉田栄作推し)
  • 平野「帆風さんはNHKに出てきそう」「大御所感あるふたりに挟まれて…」

 平野「お嬢様でしょ? ピアノとか弾けそう」
 帆風「すごく言ってくるんですよ。ピアノとかフルートとか、おヴァイオリンとか。絶対『お』をつけてしゃべりそうって」
 平野「ピアノ弾けるの?」
 帆風「ピアノは子供の頃に少し。あと三味線が弾けます。学校で習ったので」

  • 今立さんは今のところ三役。

 帆風さんもちょっとセリフが増える。
 というのをなぜか他のお二人が先に知っている。笑

  • 全員お酒が好きなんだけど稽古が大変すぎて飲む機会がない。

 この一週間立ち稽古してすごく大変だった。
 最初の頃にスタッフも交えて打ち上げみたいなメンツで飲んだっきり。
 家も方向が全然違って誘いにくい。

  • 平野さんは昨日朝から晩まで一日仕事で疲れて、そのあとは宮下雄也くんと飲んでいた。

 「『今なにしてるの?』ってLINEしたら『シャワー浴びたとこ』って返ってきて、『いつものとこにいる』って言ったら『今から行くわ!』ってそのままタクシー乗ってきてくれて。髪の毛濡れたままで」(笑)

  • 帆風さんは天然だと聞いていたけど実際には違う。

 帆風さんいわく「言葉がなかなか出てこないタイプ」「身振り手振りで表現しようとするんだけど、我慢している」(今立「ボディランゲージ?」)
 二人が仲良くてずーっとしゃべってるのでなかなか入れない。
 今立「二人ともうるせー!!ってことか(笑)」
 その後も帆風さんがお話されているときに相槌→気が付いたら平野さんがガーっとしゃべる展開が何度か。

  • おふたりは帆風さんのことを「ほたてちゃん」と呼んでいる
  • 今立さんと帆風さんは夫婦の役だけど、二人で演じるシーンがほとんどない。

 稽古場をバイトにたとえると、帆風さんが早番、今立さんが遅番(夜勤?)で、平野さんだけオープンからラストまでいるイメージ。

  • 平野さんは劇中ほとんどハケない。

 「水飲みたいな、とかでこれから調整するかもしれないけど、今のところほぼハケない」

  • 帆風さんは(笑いの)ツボが浅いタイプなので、

「演出の山田さんが、こうやるんだよ!って身振り手振りで教えてくれるんだけど、それが可愛すぎて、シリアスなシーンなのに笑いそうになる」
「三千代のことは全然わからなかったけど、お酒を飲んで演じてみたら、吹っ切れて理解できるようになった」

  • 平野さんの役は「現代的に言うとニート…ですかね。労働とかを下に見ていて、それで最後堕ちていく、みたいな」
  • 今立「セリフが原作そのままなので、言い回しが結構難しいんだよね」

 平野「『ふむ』ってめっちゃ言う! 『ふむ』のニュアンスで答えてるみたいな」
 今立「演出が細かくて、ここまで演じるんだっていうくらい」

  • どの質問が忘れてしまいましたが「『それから』のあとから売れます!」宣言

 あと平野さんはしゃべっていたときエキサイトして客席センター二列目までツバをお飛ばしになって謝っていました。

  • ゲストに関する告知もあり。稽古はこれからのようです。

 平野「クリエメンツですねー」
 ふっきーさんの今やってるペルソナがいかにえげつないかという話。(前作&新作上演、しかも男主人公・女主人公で正味台本4冊)

  • 作品の見どころについて

 帆風「今立さんと二人で演じるシーンは絶対に見てください」
 ここで平野さんが、帆風さんがイベント中ずっと持っていたマスター(黒猫のおもちゃ)にやっと触れる。
 平野「ちゃんと説明しておかないとヤバイ女優さんだと勘違いされちゃうから」
 お腹の部分にスイッチがあって、足をぴょこぴょこ動かして舌ぺろってする意外に凝ったぬいぐるみでした。
 今立「難しいと思わずに、笑いもあって、テンポのいい作品です。後悔させない作品に仕上げますので期待していてください」
 平野「日本人的な奥ゆかしさのある作品。
 付き合うっていっても今みたいにLINEで『付き合う?』みたいな軽いノリの西洋文化に浸食されていないんですよ。
 直接的な描写がほとんどない。そういうところを楽しんでほしい」
「もともと発起人のプロデューサーさんと自分は本が好きで。
 最近は活字を読む人が減っていて、今は電子書籍とか漫画とかいろいろなものがあって。
 それぞれ使う脳の部分が違うらしいんですけど。
 原作本を読んでくれるきっかけになれば。
 もし観劇前に原作を手にとって『これ難しかったな』って途中で挫折してしまっても、舞台を観たあとだと情景が映像で出てくるので読みやすいと思います。
 そういうひとつのきっかけになる作品になればと思います」



 順序がごっちゃになってしまいましたが、ひとまずこんな感じの濃い30分でした。
 ちなみにお洋服、ブログ等にある通りなんですけど、椅子に座って足を組むと(基本トーク中しょっちゅう組みかえる。骨格ゆがまないか心配)ロールアップしたパンツの裾がずりっと上がって足首~ふくらはぎ下部まで見えるのが大変眼福でした。
 ほわほわとしたすね毛に生命の息吹を感じる。


 トークのあとはいったんハケてサイン会。
 宛名書きあり。
 漢字で書いてほしい人はメモを用意してくださいね、基本はひらがなです、というパターン。
 右から左に流れていくのですが、平野・帆風・今立の順で、宛名は平野さんが、最後に今立さんが日付を入れてくれて、しかも出口でスタッフさんが保存用のスリーブを渡してくれるという気の利きっぷり!
 感動しました。
 今年のカレンダーイベントでもぜひ採用してほしい。もしくは自分で用意すればいいのか。

 おそらくはこの手のイベントなどほとんど経験のないであろう帆風さんを真ん中に挟むことで、宛名書き~帆風さんのサイン最中くらいまで、推しは気を遣って話してくれました。
 楽しかった。

 推してるというのなら販促イベント開催されないように先行で買えよって話ではあるんですが、正直、定価9800円で三人芝居(しかも後出しゲストで濃密な三人芝居とは)はちょっとお高いんですよ……。
 お誕生日を含む日程でやってくれたら、その日だけでも完売したと思うんですが。
 (奇面組の日程を見るにそれも難しそうですけど)

 私はサイン後にそのまま退場したのでよくわかりませんが、すべて終わった後に動画撮影があったようです。

www.instagram.com

 ちなみに来週26日にも販促イベントがあり、こちらは新宿ロフトプラスワンにて開催されます。

 当日チケット購入で出演者と4ショが撮れます。
 元宝塚の女優さんとお写真を撮れる機会って推しよりも珍しい。
 イベントには興味ないけど……という方も、そろそろ優待・値引き系のチケットが出てきています。

カンフェティでは5,800円+300P。

えんぶショップでは驚きの3,250円。

 ちらっとでも気になっているという方、この機会にぜひチケットをお買い求めくださいませ。