2020年観劇&イベントまとめ
2021年になってしまいましたが去年のまとめ。
2020年は劇場にて「ウエアハウス」「千銃士ライブ」「モリミュ2」「文劇3」「奇面組3」「忠る」
イベントは1月のカレイベ。
他、推しが出てない作品を3作品観ました。
それから配信にて「マトリョーシカの憂鬱」「フェイス」「封ミュ」(あとはモリミュ等劇場でも見つつ配信を見たものも。)
チケットを取っていたのに中止・キャスト変更になったのが「チェーザレ」「モンテクリスト伯」「封ミュ」
イベントでは「2.5次元ナビ!」の公開収録も中止になってしまいました。
いろんなことに振り回されたし確実に世界の変わった一年でした。生きてるうちにこんなことって起こるんですね。
推しの作品が3つも払い戻しになってしまったの、ただただ悲しい。
以下、月ごとに感想を思い出し。
1月
【カレイベ】
まさかの地下、まさかのチェキあり。
もしかしたら今生最後の2ショチェキがコレになってしまうかもしれない。
司会にエレキコミックの今立進さんが来てくださったのでテンポよくてめちゃくちゃ楽しかったー!
久しぶりの接触で何を話していいかわからず、そもそも接触で話すこといつも困るんですが、今回かつてないほど弱音を吐いたら「光になります」って言ってくれたのめちゃくちゃうれしかった。
今後の人生で折につけて思い出してはニヤニヤしたり生きる気力をもらったりすると思う。
推しは偉大。
ちなみにカレンダーの話はほとんどしませんでした。
ロケ地山梨県でワインがおいしいみたいな話はこの時したんだっけかな。
【ウエアハウス-double-】
「シスター」は好きなんですけど…これは絶対苦手なやつだ…と思ってたら案の定だった…。
演技がうますぎて、うますぎるから、すべてがゾワゾワ。ドキドキ。ハラハラ。心臓に悪い。
囲みの客席で最前だったから視覚的にも逃げ場がないし犬の声したあたりもう耳を塞ぎたかった。
既婚子持ちマイホーム持ちで文系の推しはめちゃくちゃ最高でした。
化粧薄め、髪の毛サラサラ、お洋服ちょっとださいし気持ち猫背。
年収400マン三人暮らしで関東郊外マイホームって可能なんですか?実家太め?35年ローンか??
そんな一般的な人を、突如現れた得体の知れないスタイルがやたら良い悪い男が精神的に蹂躙してくるんですよ。
まさに通り魔なんですよ。でも本当に通り魔なのかな?
でも詩のシーンでイッちゃってる推しもまた怖くて、それを受けてのあのラストなのかなとか、考察好きな人はハマりそうなやつ。
2月
【千銃士 絶対高貴LIVE2020 ~勲章授与パーティ~】
昼しか行けなかったんですけど夜も行ったらよかった……面白かった……。
サ終したゲームなのにお客さんがいっぱいで声優さん人気ってすごいんだなあと思いました。(会場は豊洲PIT)
推しの生歌最高でした。
ビジュアルもとっても良かった。
途中朗読パートのテンションがおかしかったのはカーチャがいないからね、しょうがないね。
カーチャの尻に敷かれるよわよわアレク好き。
でも人を振り回すことに目覚めぽやぽやしたお声で無茶ぶりアレクも大変かわいかった。
新作出るそうなんですけどアレクサンドル出ないっぽいですね。
【ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~ 第8話】
久しぶりの地上波テレビドラマのゲスト。観劇でもなんでもないけど。
谷川さん、めちゃくちゃ喋って絶好調だったな~
トリンドルちゃん口説きまくってて面白かった。
刑事シーンも似合ってて、普通に刑事ドラマ出てほしいなって思いました。
3月
25ナビ公開収録は中止だったのにその後の舞台(パライソ)には行けたので対応の分かれた月でした。
4月
【マトリョーシカの微笑~刑事は二度死ぬ】
めちゃくちゃ手探りのリモート演劇。
トラブル等はありましたが、このままエンタメどうなるの? っていうときにいち早く動いたプロデューサーさんに呼んでいただいたの、とってもありがたい。
ガラ悪めの刑事、すごい板についてるなあって思ったけど、実はあんまり見たことないタイプの役かも?
またしても広がる演技の幅よ。
チェーザレがなくなってしまいました。
推しが手縫いしたマスクがかわいかった。
5月
モンテ・クリスト伯の延期に伴い降板になってしまい残念でした。
6月
【エンゲキノマド フェイス】
別記事で語りました。白シャツ、線の細い精神科医、とにかくありがたいの一言。
朗読劇だけど濃密な展開と演じ分けが面白かった。見ごたえたっぷり。
7月
推しのカレンダーが炭治郎でした。(見た人はわかる)
8月
【ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.2 -大英帝国の醜聞-】
みんな大好きモリミュ。完走完勝おめでとうございます。
別記事で語りました。
きっと今後も続くと思うけどチケット取れる気がしない。そんな作品に推しが出ていることがたまらなく嬉しい。
年末のジャンフェスのコンサートもよかった!!!
モリミュ何かと手厚いし丁寧に作ってくださってるので安心してすべてをゆだねて推せます。
推しの出演作品においてダントツの信頼性。
9月
【文豪とアルケミスト 綴リ人ノ輪唱(カノン)】
文劇3。初ステラ。
客席千鳥なのにけっこう見えなくてこれが噂のステラボールなんだなーと実感。
文アルは文豪同士のわちゃわちゃした関係性を楽しむものだと思っていただけに、最初から流れるどこかうすら寒い空気と、コロナを透かすような体制が云々ってのがどうにも私向けではなかった。
あの世界に体制とかあったんだ…? だとしても現代には関係ないし別にわたくしたち不自由していないよね…現にこうしてコロナ禍でも自由に劇場に来ているわけだし…。
感想を読んでいたら京都公演で推しが覚醒した瞬間があったらしくて、それはぜひ見てみたかったなあ。
10月
【ミュージカル封神演義-開戦の前奏曲-】
封ミュ2。初日にして千秋楽しかできなかった公演。
私も払い戻しの憂き目にあい、配信のみとなってしまいました。
でも趙公明様最高だったなー!
原作リアルタイム世代だけどさすがに細部の記憶があいまいな中、絶対忘れるわけがない超絶濃ゆい中ボス・趙公明を推しがやるという奇跡。
あんなに歌っちゃってよかったんですか?
より強そうに見える素敵なコーラスまでつけてくれてありがとうございます。
主演もいいけどこういうオイシイ敵役だと適度な制約が推しをより素晴らしくする。
キャストが多いから大変そうだけど劇場で再演してほしい!
あんなトンチキビジュアルなのにフェイスライン整えてきててビジュアル最高潮でした。素敵だった。
11月
【ハイスクール!奇面組3~危機一髪!修学旅行編~】
コロナ禍で舞台が減った中なのでめちゃくちゃありがたみを感じた。(失礼)
全体的にノーガード戦法で、叫ぶし寝転ぶしノーマスクだし、でも逃げ切ってすごいな。
どこで運命が分かれるのかまるで人生のようにままならない。
零くんがレミゼに出る夢を見るあたりが大うけしてたのでほっこり。お歌がうまい。
頭を打った影響で普段外れてるネジが戻ったと思しき、スカした零くんが完全にシャーロック。
鈍ちゃんのお布団ひっぱって重すぎて動かないところかわいすぎ。腰、お大事に。
(結果いい席で見られたからまだいいんですけど)コロナ禍対応チケット価格がとっても高くてびっくりでした。
12月
【チャオ!明治座祭10周年記念特別公演『忠臣蔵 討入・る祭』】
年末るひまって、お祭りなので。
わかってはいるんだけどこれもまた私向けではない演目。
パロディ色が濃いからキャラの葛藤が全然入ってこなくて、一番ぐっと来たのは吉良かなあ。
理由ある悪役。ベタだけど奥さんラブなのは推せる。
それはさておき、寺坂くん!!!!てか家宣様?
黒髪ポニテ最高×∞
誉め言葉を100億個くらい並べて蝶よ花よと愛でたい。かわいい。
気遣いができて誰からも愛されて強くて賢くてできがよい子。
推しのうわべのいいところを丹念に煮詰めて作った甘い甘い砂糖菓子のようでした。
一生味わっていたい。
殺さずの誓いを立てているので刀を持ち替えて殺陣をするのカッコよかった~!!!
一幕終わりの蒼木陣くんとの殺陣もスピーディでめちゃくちゃ良かった!
二幕はいきなり歌ったりハシゴ使った殺陣もあったりとか見せ場をこれでもか!と作ってもらえてて最高。
最後の衣装もゴージャスでした。ありがとう明治座。ありがとうる・ひまわり。
二部は「門左衛門と!」の衣装が最高でして、デニムに赤系の王子様ジャケットをサラッと羽織った姿まじで王子様。
ジャ○ーズのアイドルかと思った。かわいすぎ。
超鈍行は元ネタ分からなかったけどがんばってた。ソバめし食べたい。
MCと並行して普通にユニットでの参加もあるってマルチに大活躍しすぎです。お疲れ様でした。
ということで簡単に振り返りでした。
2020年、本当にいろいろありましたが歌ってよし殺陣よし病んでよし、もちろん演技がいいのは大前提なので、コロナ禍においても安心安定のクオリティでした。
かつて「演劇妖怪・平野良」「平野良に死角なし」と言われたとき、それをなぜか素直に受け入れられなかったのですが、ここに来てようやく実感が追い付いてきました。
ところでこのふたつの言葉、「墾田永年私財法」や「メイクアメリカグレートアゲイン」並みに声に出して読みたい日本語。
響きが小気味よい。
思っていたよりもコロナが収束せずなんだかなあの2021年ですが、「2.5次元ナビ」や「カナフルTV」などのテレビのお仕事があるのは心強いですね。
そして地方人なので東京行きはいよいよ肩身が狭いのですが、可能な形で応援していけたらと思っています。